20代や第二新卒を対象とした転職サイトは数多く台頭してきており、滋賀に限らず全国対応のものが多いです。
uzuuzuやマイナビエージェント等、単に求人を紹介するだけでなく、若者のキャリア支援を考えた転職相談、転職活動のサポート(書類の書き方や面接対策まで含め)をしっかりやってくれる傾向にあります。
こうした転職サービスもうまく使いながら、現在の難局を乗り切っていく必要があります。
確かに一時に比べれば求人倍率は落ちましたが、昔のような就職氷河期ほどの状況でもなく、むしろ人手不足事態は解消されていないので、それなりに就業先というのは多く存在しています。
そのため、どこまで妥協できるか、という変な話にはなってしまいますが、正社員として働きたいのであればそれほど悲観する状況でもなく、むしろまずはどこかしらで経験を積んでおくことで、後々状況が良くなった際に改めてキャリア構築する際には良いことでしょう。
手に職をつけるのも有り:税理士・会計事務所業界は若手を求めている
実はあまり知られていませんが、人手不足の業界として会計事務所業界があります。
税理士資格を持っていないと入れないと思い込んでいる方もいるのですが、簿記3級や2級、あるいは無資格でも就職できたりします。
高齢化が著しい業界のため、若い人であればウェルカルムといった税理士事務所も多いので、狙ってみても良いでしょう。
なお、基本的には税理士資格を目指すという流れにはなるため、働きながら勉強をする覚悟というものは必要となります。
税理士業界を目指してみるという方は合わせて以下もご参考ください。
税理士の転職(エージェント情報から転職先、キャリアまで)と税理士業界情報について
特にこの業界で良いところは、一般的に営業的な仕事がやりたくない、という若者が多いのですが、手に職系の業務なので、そこまでガツガツ営業できなくてもそれなりにやっていくことはできます。
もちろん昨今の情勢やAIなどの台頭により一定の営業センスみたいなものは必要ですが、ただそれは独立等を考える際であって、事務方として処理のみを行っている人材も必要になることから、そういった意味においてもそれなりに高い給料をもらいつつ、営業しなくても良いポジションにつくことができるということで人気はあります。
ただし、税理士資格が取れないと給料が上がらないので、40代で科目合格のママといった方の場合、年収が400万円代でストップしてしまうリスクもあります。
ステップアップしていく志向を持つ
現状の転職市況であってもえり好みをしなければ20代であれば転職・就職することは可能です。
現時点では希望の職あるいは職場へ転職できなかったとしても、どのようなキャリアステップを踏めばそれが実現できるのかまずは知り、それに向けた行動をしていきましょう。
現時点では意に沿わないお給料やお仕事内容が提示されたとしても、それが先のキャリアに必要なことであれば若いうちにそれらをこなしておくことで道が開けてきます。
就職・転職に向けてまずは行動
頭の中だけで考えていても何も始まりません。
まずは動いてみるのが良いでしょう。
その中で様々な情報が集まってくるとともに、就職することのイメージが沸いてきます。
ぜひまずは諦めずに動いてみましょう!